後払い代行サービスの疑問やFAQ～利用する前に知っておくと便利な情報

クレジットカードと後払いの一番の違いは、カード会社（信販会社）と後払い決済代行会社の違いです。
後払いはクレジットカードの審査と違い、名前や住所、SIM認証やメールアドレスなどの簡単な審査で完了します。
ちなみに、ほとんどの後払いサービスには信用情報（クレヒス）は関係ありません。

支払い項目にあるコンビニ払いや銀行振り込みは基本的に先払いの意味です。
ですので、コンビニや銀行払いなどは、入金確認ができてから商品の発送になります。
その点、後払いの場合は商品が届いて商品を確認してからお金を払うことになります。

ほとんどの決済代行会社が高校生などの未成年でも利用は可能です。
しかし、保護者（親権者や法定代理人）からの承諾や同意が必要になります。

クレカのような職業や年収、家族構成などの審査はありません。
しかし、後払いを代行する会社などが、オンラインストアなどに登録した情報を元に、後払いが可能な人かの与信審査をします。
最近では、AIを利用した数秒で完了する審査や、リアルタイム審査などで審査時間が数分で終わるなど短くなっています。
各社が設定している基準に合致して初めて後払いが可能になります。
その基準は非公開で各会社によっても違います。

与信審査で承認が取れなかった場合は、ほとんどの注文は自動でキャンセルになります。
但し、一部の予約商品などでは、（メール等でお知らせがきて）代引きで送られてくる場合もあります。

ショッピングサイトによってさまざまです。
商品に同封されているか商品到着後に郵送される請求書を使って支払います。
「コンビニ払い」「郵便局払い」「銀行振込」「クレカ」は、そのハガキに書かれている方法で支払います。
また、会社によっては、バーコード決済を利用して「アプリ（LINE Payやメルペイ）」などで支払うことも可能です。
携帯会社の後払いの場合は、通信料金に合算されます。
また、最初の商品注文時にあらかじめ選択する必要があるオンラインストアやサイトもあります。
コンビニ払いの場合は、一部店舗でクレジットカードでお支払いができる場合があります。

注文確定日から14日後の支払いが多いです。
なかには、翌月の10日にまとめて支払えたり、支払い期日は2か月後だったり、そのストアや決算代行会社によって期限は決まっています。

基本的に後払いで注文すると支払いの変更はできません。
但し、変更可能なショッピングサイトやキャンセルして購入し直す方法などもあるので、直接メールや電話にて販売店にお問い合わせ下さい。

期日を過ぎてしまったら、請求書の期限も切れているので再発行してもらい支払います。
但し、数日の猶予を設けている会社も多く、数日が過ぎているだけの場合はそのままコンビニでの支払いが可能な場合もあります。
ほとんどのショッピングサイトでは、支払いが済むまでは後払いが使えなくなります。

期日までにどうしても支払いが出来ない場合は、すぐにメールや電話で連絡してください。
新たに期限がある請求書が郵送されてきます。
会社によっては、延滞すると、請求の度に数百円の再請求手数料がかかる場合があります。
支払う意思があるのなら柔軟に対応してくれますので、絶対に連絡を絶つようなことはしないでください。

後払いを滞納して放置しておくと、メールや電話、郵送などにより連絡が来ます。
数か月間に渡り月に数回同じような催促の連絡がきますが、それを放置したり、誠意のある対応が確認できないと判断された場合は、債権回収機関に債権の回収が委託され、それでも支払わないと法的措置がとられることがあります。
法的措置をとられると今後の信用情報にも影響してしまうこともあります。
そうならないためには、問い合わせ窓口にメールや電話をして支払いの意思があることや、できれば支払い予定日を正直に話しておいたほうが賢明です。

クレジットカード会社ではないので、個人情報や信用情報を共有したりはしていません。
例えば、どこかの後払いを支払い遅延になっていても違う会社では知る由もありません。
もちろんNP後払いとatoneのような同じ会社同士は、当然限度額などは共通です。

基本的に後払いは、オンラインストアの登録住所宛に送付されます。
なかには、ギフトやプレゼントなどで発送先を変更できるお店もあります。
個人の小さなショップの場合は直接聞いてみてください。