皆さん、手帳はもう買われましたか?
私はまだです。
思い返せば約10年前、就活に励んでいた頃は、大きくて分厚い手帳を駆使していました。
- 説明会だとか面接
- 本屋のアルバイトのシフト
- 友達との飲み会
- ゼミの予定
などなどなど
書いておかないとまずいほどに予定がギチギチで、当時は鞄に手帳が入っていないと落ち着かないほどでした。
それがどうでしょう。
社会人となり、学生時代からの延長のように書店員として働く中で、本来のズボラでガサツ、良く言えば大胆で大雑把(良く言えばになっているのか?)な性格に拍車がかかり、「手帳に予定を書き込む」という行為から遠ざかることとなってしまいました。
まあ、書店の現場で働く身です。
〝出勤→大量の本を「うりゃあー!」と品出し〟が主な仕事ですので、「書くほどの予定がない」というのがホントのところなのかもしれません。
ですがそんな私も、手帳への憧れがないわけじゃないんです。
秋になると、本屋の店頭には様々な種類の手帳が並びます。
私の働く書店でも、入ってすぐの一等地に『ドン!』と手帳コーナーが展開されています。
「これかわいい」「これ渋い」「これ使いやすそう」「こんな小さいのもあるのか」などと思いながら品出ししていると、「やっぱり今年こそ手帳を……」と心が揺らぐのです。
そして、そんな思いに拍車をかけるのが、「手帳術・ノート術」の本。
手帳が店頭に並ぶこの時期に合わせて新刊が出るので、手帳と一緒に買って行かれるお客さんがとっても多い。
そんなお客さんのレジをしながら、「あなたはきちんと手帳をつけるのですね。とても尊敬します」と心の中で呟いています。
思わず声に出してしまいそうになるほどです。
そこで今回は、私のような「今年こそは手帳を!」勢、そして「素敵な手帳を作りたい」勢に送る、活用度マックスな手帳術・ノート術にまつわる書籍を紹介します。
『バレットジャーナル』の考え方が手帳を便利に活用できる
突然ですが、「バレットジャーナル」という言葉をご存知でしょうか?
ニューヨークのデザイン会社で働くRyder Carroll(ライダー・キャロル)氏考案の手帳術のことです。
「バレット」とはつまり「Bullet」、英語で中点(・)を意味する言葉です。
そして中点(・)で思いつくことといえば……そうです!
「箇条書き」なんです!
箇条書きによって予定を記録することで、頭の中の考えをすっきり整理しようというこの手帳術。
2017年に発売された書籍『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』(ISBN:978-4799321812)によって、日本でも知られるようになりました。
私が初めてこの言葉を目にしたのも上記の書籍からです。
またこれは、あくまで一書店員としての私の肌感ですが、「手帳術といえばビジネス書」だったものが、バレットジャーナルの広がりに伴い「ノート術」という言葉がタイトルに踊る書籍が増えたこと。
お堅いビジネス書よりも、ポップで手に取りやすい実用書のジャンルでそれらの書籍が増えたこと。
そんな空気が出てきたなあと。
つまり言い換えれば、手帳を作るにあたっての〝参考書〟の選択肢が広がっているということにもなりますね。選び放題!
素敵な手帳づくりのお手本になる定番のオススメ書籍3冊
手帳の選び方やノート術は、利用度合いなどにもよって人それぞれです。
自己流もいいですが、ずっと続けている人の手帳の活用方法は『目からウロコ』的な発見もあります。
是非参考にしてみてください。
『シンプルなのに驚くほどうまくいく!バレットジャーナル活用術』はオススメ
モノクロ手帳と絵日記を公開する『ねこねこ(@88necoco) • Instagram』が人気の、ねこねこさんによる書籍です。
こちらはとにかく、バレットジャーナルの〝作り方〟が学べる本です。
5つのチャプターに分かれ、全87コのポイントを詳しく解説してくれているので、じっくりしっかり自分の手帳作りと向き合うことができるはず。
『毎日がもっと輝くみんなのノート術』はオススメ
上で紹介した、ねこねこさんの本で勉強したら、次はこちらをお手本に。
手帳の定番ともいえるNOLTYの発売元「日本能率協会マネジメントセンター」より発行されているので、信頼感がすごい。
人気モデルのkanocoさん、文具プランナーの福島槙子さん他のインタビューをはじめ、22名のインスタグラマーの実際のノート術を掲載。参考になりすぎるお手本が満載です。
『かんたん&かわいい!和気文具の手描き文字レッスン』はオススメ
最後はこちらの本を実践のお供に。
手帳術・ノート術の本ではありませんが、実際に自分で〝描く〟ときに重宝するはず。
アルファベットから使用頻度の高い単語まで、文字をかわいく〝描く〟ための練習帳です。
だって、「せっかくならテンションの上がる文字で」ってのが人情ですもの。
手帳のノート術まとめ
手帳ってだいたい、後半のページがノートになっていたりしますよね。
手帳を使っていた就活生時代にも、私はあの部分を活用できた記憶がないのですが、その年に達成したいこと、タスク、日記などなど……人によって使い方は無限大なはず。
手帳は選ぶのもウキウキしますが、理想は、それを作っていく過程も楽しめたら最高に思います。
ああ私もやっぱり、今年こそは手帳、買ってみようかな。
おわり
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