
ネットショップでも実店舗でも便利なクレジットカード(クレカ)。
持ちたくない人だけでなく、持てない人も一定数の割合でいるようです。
しかし、海外旅行に行く場合などはクレカがないと困ります。
また、海外のECサイトは、いつも利用している日本のクレカが使えないことも多いです。
そんなときに便利なのが、数分で作れるVISAプリペイドカード。
VISAプリペイドカードもVISAデビットと同じように、チャージして使うカードですが、なかには後払い機能が付いているVISAプリペイドカードも存在します。
持ちたくない人も持てない人も、無審査で簡単に作ることができる後払いできるVISAプリペイドカードをまとめました。
もくじ
クレジットカードを持ちたくない人と持てない人

持っている人にとっては、とても便利なクレジットカード。
ちょっとした支払いもすべて賄い、なくてはならない人も多いでしょう。
最近では、コンビニなどでも電子決済も支流になりつつありクレカと連携させると益々便利になります。
しかし、敢えてクレカを持っていない人もいます。
クレカを持っていない人は、それぞれ理由があるようです。
クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」による興味深いアンケート調査を紹介してみます。
この調査は、『クレジットカードを持たない理由はなんですか?』と、全国20代~60代のクレジットカードを持っていない643人に聞いたアンケート結果です。
これによると、クレカを持っていない人は大きく分けて2つのパターンがあるようです。
- クレカを持ちたくない人
- クレカを持てない人
上のグラフのようになっています。
アンケート結果、それぞれの理由を下記にまとめました。
- 使いすぎてしまう
- 現金で管理したい
- 後払いが嫌い
- セキュリティが心配
- 盗難や紛失が心配
などなど
- 収入が少ない
- 年齢や職業
- 過去に金融事故がある
- 借金をしている
- 親に反対されている
- クレヒスに傷がある
などなど
持ちたくない人は、使いすぎて支払いに懲りた人や後払いが嫌いな人が多いです。
一方、持てない人は、言い換えるとクレカを作れない人にもなります。
収入が少ないので、クレカで買い物をすると大変だと思う人以外は、学生だったり過去に支払いトラブルがあったり、クレヒスの悪化によるところが大きいです。
因みにクレヒスとは、クレジットヒストリーの略称で、クレカの利用履歴や支払い状況のことです。
アンケート結果にある、クレヒスに傷とは、クレカの利用状況に支払い遅延などの悪い履歴があるという意味になります。
持ちたくない人や、作りたくても作れない人でも、クレカを使わざるを得ない場合もあるかと思います。
そんなときに便利なのが、簡単に作ることができるVISAデビットやVISAプリペイドカードです。
最低限の個人情報で作成でき、クレヒスに傷が付くこともありません。
クレカとデビットカード・プリペイドカードの違い

一言で説明すると、クレカは後払い方式で、デビットカードやプリペイドカードは、口座残高分やチャージ分しか利用できない前払い方式です。
後払いが嫌な人などもデビットカードなどあれば、ネット通販を利用するときクレカで支払いが可能になります。
前もってチャージしておけば、残高分だけ提携されているネット通販や実店舗で利用できます。
クレジットカード |
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デビットカード |
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プリペイドカード |
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個人信用情報は、クレジット情報ともいいますが、クレカやローンを組むときに申し込んだ『本人識別情報』『契約内容情報』『支払い状況情報』などの情報が、利用している契約期間中から契約終了して5年ほど信用情報機関に保有されます。
日本には3つの個人信用情報機関があります。
詳しい解説はコチラが分かりやすいです。
クレジットカードを作成・審査する場合、氏名や住所だけでなく生年月日や職場・年収、免許証やマイナンバーカードなど詳細な個人情報が必要になります。
その点、デビットカードやプリペイドカードは、名前や住所などの個人情報とSIM認証だけで作成可能です。
デビットカードとプリペイドカードに利用する際の違いはほとんどありません。
敢えて違いを上げるとすれば利用できる加盟店の数ぐらいです。
クレジットカード付きのデビットカードは無審査で作ることができ、口座残高分を利用でき、プリペイドカードはチャージした金額分を利用できます。
クレカを作るような厳格な審査は必要ないので、俗にいう、ブラックリストに載っていても作って利用することが可能です。
VISAプリペイドカードのメリット・デメリット

簡単に作れてVISAの加盟店で利用可能なVISAプリペイドカードのメリットとデメリットをまとめました。
リアルやバーチャルなど色々な種類のプリカがあるの申し込みや利用する前に必ず確認をしてください。
VISAプリペイドカードのメリット
- 無審査で利用できる
- クレヒスなど気にしないで使える
- 海外のECサイトで利用可能
- 未成年でも簡単に発行できる
- コンビニなど少額の買い物が便利
- 後払いできるカードもある
- プレゼントや贈答品としても使える
無審査で作れるクオカードのような感覚です。
チャージした分しか利用できないので、支払い遅延などの心配もなく、クレヒスなども気にする必要がありません。
また、親の承諾があれば未成年でもカードを作ることが可能です。
なかには、独自の基準でチャージ分を後払いできるカードもあります。
VISAプリペイドカードのデメリット
- お金をチャージしなければ使えない
- ポイントの還元がないことが多い
- 使用時に手数料がかかる場合が多い
手数料がかかる以外にデメリットと言える部分は少ないです。
後払い機能が付いたVISAプリペイドカード3種類の特徴や違い
基本的にお金をチャージすることで利用できるVISAプリペイドカード。
一部のプリペイドカードでは、チャージ分を代行してくれて自分のお金をチャージしなくても後払いのように利用できるカードがあります。
代表的な3つのカード、それぞれの利用限度額や支払い方法に違いがあるのでご自身に合ったカードを利用しましょう。
バンドルカードは「ポチっとチャージ」で後払いが可能
バンドルカードは、年齢の制限はなく(未成年は親の同意は必要)誰でも1分で簡単に作れるVISAプリペイドカードです。
アプリをインストロールし新規登録するだけ。
チャージして利用可能になりますが、『ポチっとチャージ』することで、後払いでカードが利用できる仕組みです。
用意するものはスマホひとつ。
- スマホの電話番号
- 住所
- 名前
- 性別
これだけを入力するだけです。
限度額は、初回5,000円が多い模様です。
詳しくは、こちらで解説しています。
BANKIT(バンキット)は「おたすけチャージ」で後払いが可能
BANKIT(バンキット)は、新生銀行グループのアプラスの『インターネット専用のVisaプリペイドカード』。
満13歳以上から無審査で利用可能な便利なカードです。
チャージをすることで残高分を利用するシステムで、『おたすけチャージ』することで後払いになります。
『おたすけチャージ』は、アプリをインストロールしSIM認証することで利用できるシステムです。
- 18歳未満は利用不可
- 本人確認の登録が必要
- 利用の際には審査がある
- チャージは1万円か3万円のどちらかを選ぶ
- 翌月末までの清算日は自分で決める
少額与信のシステムで本人確認を実施している模様です。
この『おたすけチャージ』は、審査に数日かかるのでご注意ください。
詳しくは、こちらで解説しています。
ウルトラペイカードは「こんど払い」で後払いが可能
正式名称は、『Visaプリペイド ultrapayカード』といい、アプリから簡単に利用可能です。
「でじなカード」は、本人確認など必要なくSIM認証するだけで簡単に作れます。
カードにチャージして利用できますが、『こんど払い』を申し込むことで後払いで利用可能になります。
限度額は、初回2,000円が多い模様です。
利用頻度により限度額が拡大するとの情報もあり。
詳しくは、こちらで解説しています。
後払い機能が付いたVISAプリペイドカードまとめ
プリペイドカードの役割は人によっても違うと思いますが、ネットで利用するときの後払い決済と似ていると思います。
さまざまな理由や訳があってクレカを利用できない人も、このVISAプリペイドカードならクレヒスには関係がないので気兼ねなく利用が可能です。
また、聞いたこともないECサイトなどで自分のクレカを使って個人情報を晒したくない時や、クレカを作れない層などでも気軽にネットの支払いしかできない出前を頼めたりするので便利です。
クレカのようにポイントの還元ができない場合が多く、利用するたびに手数料がかかったりするカードもあるので利用する前によく確認してください。